2012年3月22日木曜日

生花でデコレーション 善き羊飼いの教会

3月も後半となり、クライストチャーチもそろそろ秋の気配です。今年の夏は例年に比較して肌寒い日が多かったようです。そんな夏でしたが、先週のテカポの善き羊飼いの教会挙式は、真夏を思わせるような晴天で暑いくらいのお天気でした。新郎新婦は東京在住の日本人とイギリス人の素敵なおふたり。各国よりご親族も参加され、お二人が以前に出合ったニュージーランドでの挙式にご集合されました。


祭壇のフラワーアレンジメントや椅子のピューデコレーションもオーダーいただきました。教会が明るく晴れやかに飾られました。

ご両家のお母様の生花のコサージュ。それぞれのドレスの色に合わせてオーダーされました。ご新婦様の心使いが伝わってきます。真ん中はパッケージに含まれるホワイトローズと季節の花のブーケです。

この日も最高のお天気。湖の色も濃く神秘的な色をたたえていました。

新郎新婦のみならず、この日のために遠い国から来て頂けるご親族の皆様にも一緒に喜びを分かち合っていただける挙式お手配を心がけています。
この日も、おいとまのご挨拶のあと、ご新婦様のお父様に最後までお見送りいただいて、感謝のお言葉をいただいたことが、とても嬉しく感じました。

このところ、今年の11月、12月のテカポ挙式のお問い合わせやご予約が増えてきました。
来週もテカポ、がんばります!

2012年3月17日土曜日

クライストチャーチアップデイト さようなら大聖堂。。

先週末と今週末は、地震で被災し取り壊されることになったクライストチャーチの大聖堂を一般公開する最後の機会となりました。
今日と明日が最後のお別れと日と思い、行ってきました。

テレビや新聞では見ていたものの、実際に目にすると、ただただ呆然としてしまいます。
沢山の市民が変わり果てた大聖堂に、言葉を失っていました。

大聖堂と向かい合って立っていたジョンロバートゴッドリーの銅像も倒れ、台座だけが残っていました。

コロンボ通りの立ち入り禁止のフェンスには「Save Church」の黄色いリボンが。

立ち入り禁止フェンスから見たヘレフォードストリート。建物を取り壊し中。

1986年に初めて、ワーキングホリデーでクライストチャーチに来て以来、大聖堂はいつも仕事と生活の一部のように感じていました。現地ツアーガイドの仕事も長くしておりましたので、何度お客様をご案内したことでしょう。
当たり前にあったものが失われる喪失感。クライストチャーチのアイコンだった大聖堂がなくなることは、単に建物が壊される以上の意味があることでしょう。今は残念な気持ちで一杯です。