ニュージーランドでは、歴史的な教会や、大自然に佇むチャペルが、海外からのカップルを祝福してます。現地ウエデイングコーデイネイターの視点から、キラリNZ情報をお届けします。
2008年8月8日金曜日
ローズにこだわって選んだ挙式会場
先日は、インターネットでのお申し込みのお客様のローズチャペルでの挙式をお手配させていただきました。何度かメイルのやり取りで、お二人のお人柄や、ご要望等を把握しておりましたので、挙式前日にホテルロビーでお見かけした時には、直感的にすぐにそのお二人であることがわかり、お声をかけました。インターネットお申し込みのお客様の時にいつも感じるように、ちょっと古いですが、長年文通していたペンフレンドに初めて会うような、懐かしい友人に会うような軽い興奮があります。
それは、お二人も同じだったようで、会った瞬間から以前からの知り合いのように打ち解けてしまいました。
お衣装も現地レンタルでしたので、早速、ブライダルセンターにご案内し、打ち合わせ、フィッテイングをいたしました。途中、紅茶をおだしましたら、そのローズ柄の英国製のアンテイークのカップ&ソーサを見て、ご新婦様が感嘆の声をだされ、同じものをもっていらっしゃると嬉しそうにおっしゃいました。
それから、なぜ今回の挙式会場が、ヒストリカルローズチャペルだったのかの謎がとけました!
ご新婦様は、大のローズ好き。よくよく彼女のファッションを見ましたら、ローズの美しいドレスに、ローズアクセサリー、そしてそれに負けないローズのような美しいお顔立ち。ローズは彼女の必須アイテイムでした。そして、そういえば、メイルのやり取りで、飼っているペットの犬の名前がローズであったことを思い出し、私も思わず、感嘆の声を出してしまいました。
挙式当日は、朝からシトシトと雨が降り続いておりましたが、挙式直前に雨もあがりました。満面の笑みをたたえて、お二人がストレッチリムジンでご到着。教会入り口で牧師先生とお迎えした時には、美しいウエデイングドレスに身を包んだご新婦様をみて、まるで身内のように嬉しくなりました。
挙式はの誓いの言葉では、ご新婦様が感極まり、涙声となり、それでも一言一言をしっかりとかみしめるようにおっしゃていたのには、そこにいた誰もが、厳粛な気持ちになりました。
挙式後は、うって変わって、リラックスされて、フラワーシャワーでの祝福、またシャンパントーストを、楽しまれていました。お酒も大好きというお二人だけあって、750mlのボトルをほとんど飲んでいただけました。
夜は、テイファーニーズでお二人だけのメモリアルデイナーをキャンドルライトで楽しまれ、ニュージーランドの休日を満喫されて、北海道のご自宅へ無事ご帰国されました。
ローズのモチーフの美しいローズチャペルは、いたるところに、ローズの彫刻もあり、夏には、ローズの花が前庭を飾ります。教会内も清楚で木のぬくもりが温かい愛らしいチャペルです。
今回のお二人のように、おふたりだけの挙式にもぴったりです。
ローズを見るたびに、しばらくは、おふたりのことを思い出しそうです。
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